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部下が自ら動いてくれる仕事の頼み方

ある日の15時過ぎ、発注を検討している商品の価格を取引先に確認
しておくよう部下に指示し、外出し、その日はそのまま帰宅しました。

明日の朝一番の会議でその価格をもとに、再度検討を行うつもりです。


次の朝、部下に価格を聞くと、なんとまだ聞いていないと言います。

昨日、自分の仕事が一段落した17時ごろに、
取引先のいつも担当してくれるAさんに電話をしたら、
出かけていて何時に戻るか分からないと言われたそうです。
電話をしてくれるよう伝言を頼んだが、
18時半になってもかかってこないから、明日にしようと帰ったそうです。

商品の価格は、特にAさんじゃなくてもわかったはずです。
指示した時間も15時と早い時間だったし、
今朝の時点で、価格がわからないままだとは思ってもみませんでした。
その取引先の営業時間が始まるのは、あと1時間後です。


さて、あなたはどう感じますか?

怒りや落胆を感じますか?

怒りや落胆を感じるのは、あなたが相手に「期待」をしているからです。


−挨拶をしたら、挨拶を返してくれるだろう

−価格を確認するくらいのことは、その日中に完了させてくれるだろう


相手はこういう行動をしてくれる"はず"というあなたの思い込みや
あなたの価値観で相手の行動を予想してそれを期待しているから、
そのとおりに行動してくれないことで、怒りや落胆の気持ちを感じます。

本来、他人の行動に至る価値観や思考回路は、そもそもの考え方や
置かれている状況が違うので、同じ物事に対する行動があなたと違う
ということは大いにあり得ます。

というか、他人が、あなたの期待通りに行動してくれるかどうかなんて
全く保証できないことなので、今回の事例のようなことは、起こっても
当たり前のこと。
怒りや落胆という激しい感情に揺さぶられるなんて、もったいないと
思ってしまうほどです。

はじめから、人は自分の予想しない行動をとるものだと思っていれば、
「あら、残念」くらいの軽い気持ちで済みますものね^^

(なんて言ってる私もそうは思えないことも多いのですが・・・)

人は期待通りに動いてくれないものとは言いましたが、
2番目の例のように仕事の場では、現実的に困ることが起こりますので、
できるだけこのようなことはなくしたいですよね。

どうすればいいかわかりますか??
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そう、「相手にやってほしいことを全て言葉に出して伝える」んです。


−価格を確認するくらいのことは、その日中に完了させてくれるだろう

という口に出さなかった期待を、


「明日の朝の会議までに知りたいから、今日中に価格を確認して欲しい」


と、明確にして伝えるのです。

たったこれだけです。

たったこれだけで、部下は指示されてすぐに電話をかけるかもしれないし、
Aさん以外の人に聞くかもしれないし、
18時半に帰らずに電話がかかってくるまで待ったかもしれません。


コミュニケーションは、話し手の意図が相手に伝わることです。
相手に伝わらないリスクを下げるには、
このように明示的に言葉で伝えることです。

やって欲しいことが確実に伝わっていると、怒りや落胆を感じることもなく、
そして何より仕事がスムーズになりますよね!

         

部下育成のためのコーチング

にんげん研究所が考えるコーチングについての説明です。

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